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院長のひとりごと

鍼灸・指圧治療院の院長が日々考えることをつづります。

業団のはなし(1)

2008-02-08-Fri-14:40
鍼灸マッサージ師の団体はいつ頃からできて、現在どうなっているのか。
先日創立120周年の記念誌を編集しながら考えたことをお話します。

鍼灸やあん摩は古くから日本の医療を支えてきたことはみなさん、ご存知ですよね。
時代小説を読んでいても、藤枝梅按などの鍼医者が出てきます。

杉山和一検校の頃(元禄時代)は、鍼や按摩が盲人の職業になっていましたね。

明治のはじめ頃には同業組合を創る動きがでてきて、静岡県下では御殿場の組合が最初に創立されたようです。今から百数十年前のことです。

私の所属する沼津の会は明治20年ごろに発足してようです。初代会長に鍼医 木邑廉敬(きむられんけい)先生が就任。 
(先日、木邑先生の墓石へ参拝してまいりました。)
初代会長墓参り

明治の頃から、医者は西洋医学を学んだものでなくては免許がもらえず、漢方や鍼灸は細々と民間療法として息を潜めていたのでした。

「鍼術灸術営業差許方」という内務省通達が明治18年にあり、その頃は地方警察が管理するという営業形態だったようです。

明治44年に内務省通達「鍼術、灸術、按摩術営業取締規則」が制定され、中央法制がはじめて成立したのは明治もおわり頃でした。

大正時代に入り、県下に散在していた組織を結集する動きが盛んになり静岡県でも本格的に業団が出来上がっていきます。

そのあたりからまた次のブログでお話しましょう。

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